【経営者必見】高収益事業の創り方とは?押さえておきたい2つのポイント

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ビジネスをする上で誰もが考えるのが、高収益事業を作るということです。

しかしどういった企業でも、高収益事業を作ろうと考えても、結局は上手く生み出すことができずに終わってしまっているというのが現実でしょう。

しかし1度生み出すことができれば、大きな利益を生み出し事業に安定を与えてくれるのが高収益事業です。

そこで今回は、高収益事業を生み出しすためのポイントを解説した上で、実際に難解なミッションに成功し見事事業を成功させた企業の具体的な例について紹介していきます。


高収益事業を生み出すためのポイント

 

 

高収益事業を生み出すためにはいくつかのポイントがあります。後述でも紹介する成功した企業は、そういったポイントをしっかりと抑えて成功しているのです。

もっともこのポイントにはいくつか共通点があるのはご存知でしょうか?

そこで以下では高収益事業を生み出すためのあまり知られていないポイントについて、成功した企業を分析し分かったことを踏まえながら紹介していきます。

 

ポイント① あらゆる消費者に対応できること

 

消費者が抱えている心のうちの悩みや希望というのは、千差万別であり全く同じものはないといえるでしょう。

 

  • できるだけ安くものを買いたい
  • 高くてもいいから長く使えるものが欲しい
  • 高ければ多少自分の希望とあっていなくても安心して買うことができる

 

上記で挙げた例でも、安く済ませたい消費者から高いものだけしか考えていない消費者まで大きく分かれています。

こういった消費者の希望全てをかなえるということは不可能ですが、できるだけ叶えられるような用意をしておく必要があるでしょう。

そのためにまずはどの消費者をターゲットにすれば、一番収益が上がるのか、そして対象にしたターゲット以外のニーズも満たすことができないか考える必要があります。

 

ポイント② 仕組み化をして売り続ける環境を作る

 

1度事業としてヒットした商品・サービスができたとしても、それを仕組み化して売り続ける環境を作っていなければ意味がありません。

余程ビジネスモデルが特殊か、特別な技術を使うかなどしていない限り、1度ヒットした商品は後続企業に真似されて改良されたものが出されてしまうのが現代社会です。

そのため1度ヒットしたからといっても、それで終わりにするのではなく「なぜ売れたのか、売れた要素を抜き出し仕組み化する」ということが重要になってきます。

もしこの仕組み化を上手くすることができれば、他の商品・サービスを売る際にも活用することができるので会社としていわゆる「勝利の方程式」を作ることができるでしょう。

現在では仕組み化を助けるためのツールなども発達してきており、いろいろな手段をとることができます。

自社にあったものはどういったものなのかを見極めることも重要になってくるでしょう。

 

高収益事業を生み出した会社の具体例

 

 

ここまで高収益事業を生み出すための重要なポイントについて紹介してきました。

こういったポイントを踏まえて、ここからは実際に高収益事業を生み出すことに成功した会社の具体例について見ていきましょう。

 

具体例① Netflix

 

近年でもっとも高収益事業を生み出した会社として誰もが挙げるのが「Netflix」ではないでしょうか。

日本でも2015年から映像配信を開始しており、1年で200万人以上の登録者数を増やしており未だ成長を続けている驚異的な会社です。

Netflixはサブスクリプション事業という新たなビジネスの形を生み出し、現在ではスタンダードなビジネススタイルとなっています。

上記でも紹介した「あらゆる消費者のニーズを満たすことができるか」と「仕組み化をして売り続ける環境を作る」というポイントを完全に満たしており、高収益事業のお手本といってもいいでしょう。

 

具体例② キーエンス

 

キーエンスも高収益事業を数多く生み出している企業として有名な企業の1つになります。

キーエンスが高収益事業を生み出すにおいて重要視しているのが、商品やサービスを供給する企業と消費者のギャップを埋めるというです。

企業がある商品やサービスを新しく生み出して「さぁこれは売れるぞ!」と思っていても実際に消費者の手に届いて使用されると、思った反応が生まれないことが多々あります。

こういった企業と消費者の齟齬は、解消されていないままになっていることが多く、ほとんどの場合は顕在化せず誰にも気づかれないまま「まあいいか」といった形で流されてしまうことがほとんどです。

しかしキーエンスはそのギャップに注目し、顧客の不満を解消することに着目しました。

こういったギャップをしっかりと埋めて、消費者の不満を解消することができれば高収益事業を生み出すことができるという1つの例として参考にすることができるでしょう。

もちろんあらゆる不満が高収益を生み出すわけではありません。

そこは費用対効果の観点からどれを優先した方が良いのかをしっかり吟味する必要があるでしょう。

 

具体例③ MS-Japan

 

MS-Japanは管理部門・会計・法律の専門家に特化した人材紹介を行っている企業です。

創業当初から限定した分野に特化して人材紹介を行うことで、成功を納めた企業になります。

上記で紹介したポイントを踏まえて成功した要因を分析すると、まず会社という組織に対して管理部門・会計・法律のプロフェッショナルという人材は必要不可欠です。

こういった人材は毎年会計士試験や司法試験を合格して一定数生まれ続けています。
また管理部門を担うことができる人材も毎年転職などを理由として、一定の数が市場に出るでしょう。

そのため会社という日本には数多く存在している組織としての大きな消費者のニーズを致し続けることができ、かつ人材紹介として仕組み化が確立していることが大きなポイントになってきます。

現にMS-Japanの経営利益率は45%を超えており、普通の企業であったらありえない数字といっていいのではないでしょうか。

管理部門や会計・法律といった限られた分野に絞ってはいますが、会社という大規模なクライアントを相手にビジネスを行うことができるので、こういった高収益を可能にするのでしょう。

 

まとめ:高収益事業の作り方

 

今回は高収益事業の作り方というテーマについて、そもそも高収益事業を生み出すためのポイントを見た上で、具体的な会社を紹介しました。

 

・あらゆる消費者への対応を可能にする
・仕組み化をして売り続ける環境を作る

 

変化が著しい現代社会で、ビジネスチャンスはあらゆるところに眠っています。

上記2つのポイントをしっかりと抑えることができれば、高収益事業を生み出すことができるのではないでしょうか。

 

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