あなたは説明できますか?お金が残る会社と残らない会社の違い

業績は順調で儲かっているはずなのにお金が残らないといった経験をしている経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに一般的なイメージですと、会社の業績が良くて事業も上手くいっていればお金が手元に残っているはずです。

しかしなぜか儲かっているはずなのにお金が残らない経営をしてしまっている会社は少なくありません。なぜこういった現象が起きてしまうのでしょうか。

そこで今回はお金が残る会社と、残らない会社の違いについて詳しく解説していきます。

 

儲かっているはずなのにお金が残らない会社の特徴

 

 

事業が上手くいっており、儲かっているはずなのになぜだかお金が残っていないという矛盾したように見える会社は実は数多く存在しています。

そこでそんな会社の特徴について以下で実際に見ていきましょう。

 

売掛金・手形による処理が多い

 

1番多く見られる例として挙げられるのが、売掛金・手形による処理が多すぎる会社です。

確かに売掛金や手形による処理でも問題はないのですが、それが溜まりすぎてしまうと会社にお金が残らない原因となってしまいます。

特に売掛金は時効によって請求する権利が失われてしまう可能性もあるので、要注意です。

売掛金や手形を使った取引をしてはいけないとは言えませんが、できるだけ避けて別の取引の形で行うことをおすすめします。

 

設備などの投資にかかる費用が多い

 

未来のためになるからといって、安易に設備などに費用を投資している場合にもお金が残らないことに繋がってしまいます。

確かに設備投資は会社として重要であり、業務効率の改善や安全な業務には必要不可欠な場合もあるでしょう。

しかし設備投資にお金をかけすぎてしまうと、結果的にはお金が残らないという危険性があります。

結果的に黒字倒産という事態にならないためにも、設備投資に関する費用は1度見直すことがおすすめです。

 

売上と比較して在庫の数が多すぎる

 

在庫を安定させるという事は、経営者からするとかなり重要な事であり、できるだけ在庫は多く抱えておきたいという心理も分かります。

あったはずなのに在庫がなかったせいで売る事ができなかったという事はできるだけ避けたい状況でしょう。

しかし売上と比較して在庫の数が多すぎるというのもお金が残らない原因になります。

在庫は抱えているだけで、維持コスト(人件費・倉庫代・輸送費・光熱費・)がかかってしまうので、注意が必要です。

また余った在庫を処理しようとして、セールなどで下手に値引きした値段で売ってしまうと入るはずであった収益も下がってしまうでしょう。

そのため在庫は多すぎることにならないように、少し多いくらいの量で確保できる事ができるれば理想です。

 

借入金の返済が多すぎる

 

会社のお金の値動きは損益計算書などを通じて確認することになりますが、注意しなければいけないのは借入金の返済に関しては、帳簿に載っていないということです。

そのため借入金が多いと、利益が出ていても引かれてしまい、結果的にお金が残らないという事態が生じます。

そういった事態を防ぐためには、借入金をできるだけ少なくする必要があるでしょう。

本当にその借入金が現状の会社に必要なのか、余剰在庫を抱えることにはならないかなどしっかり検討して必要な時だけ借入を利用することをおすすめします。

 

会社にお金を残すにはどうすればいいのか?

 

 

会社にお金を残すためにはどういったことをすればいいのでしょうか。

大まかに分けて2つの方法が考えられ、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  •  

収入を増やす

 

会社にお金が残らないという事がわかると、経営者のほとんどはまずは収入を増やそうとします。

しかしこの方法はあまりおすすめできません。

そもそも日本の経済状況はあまり良くなく、どの会社もできるだけ収入を増やして会社を安定させようとはしていますが上手くいっていないのが現実です。

どうしても売り上げを伸ばそうとして、人員を増やし広告をかなりの数売ったとしても、上手くいかなければ余計な経費を使ってしまっただけで終わってしまいます。

また偶然商品やサービスが伸びたとしても、在庫の確保や売掛金の増加にが必要となってくるので、手元にまたお金が必要になるでしょう。

そのため収入を増やすというのは、なかなか難しくおすすめとはいえないのです。

 

支出を減らす

 

そこで次にとることができる手段は、支出を減らすということです。

支出を減らす事は当たり前のようですが、徹底して行われていないことがほとんどであり大部分の会社で徹底されていないといえるでしょう。

一口に支出を減らすといっても様々な手段が考えられます。

交通費・消耗品・交際費・接待費など抑えられるところは抑えている会社がほとんどでしょう。

しかしもっと根本的な部分、例えば銀行からの借入や税金の節税などを徹底して見直すということをしている会社はごく少数です。

余計な借入を減らして、事業を見直すことによってそれ以降の金利を含む借金の返済を減らすことが可能になります。

また節税も徹底して行えば、かなりの金額を抑えることができるでしょう。

収入を増やすことにはしっかりと腰を据えて取りかかっている経験はあっても、支出を減らすための努力をしたことがあるという経営者の方は少ないのではないでしょうか。

1度しっかりと見直すことをおすすめします。

 

お金を残すためには利益という概念を理解することが重要

 

利益は主に経費や設備投資・借入金の返済・運転資金などから引かれた金額を算出することになります。

しかし上記の3つは、損益計算書には記載されていないために、利益が出たとしてもこれらの金額が引かれているせいで、お金が会社に残っていないという事態が生じるでしょう。

設備投資や借入、運転資金があることを忘れないようにして、もしお金が残らないことが気になっているのであれば上記の3つからチェックすることをおすすめします。

 

まとめ:お金が残る会社、残らない会社の違いは何?

 

 

今回は儲かっているのにお金が残らない会社と、残る会社について詳しく解説してきました。

お金が残らない会社は、儲かっているにも関わらず無駄なところにお金を投下していたりすることが多いです。

運転資金を無闇に増やしてしまったり、設備投資にお金をかけすぎたり、借入金が嵩んでしまっていると、手元にお金が残らない結果になってしまうでしょう。

1度経営を見直して、なぜお金が残らないのかを徹底的に調べることをおすすめします。

そうすることで具体的な対処方法なども考えられるので、会社のお金を少しづつ増やすことができるでしょう。

 

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