老舗とベンチャー企業の違い

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テクノロジーの発達により、変化のスピードが目まぐるしく変わる昨今。

加えて「新型コロナウイルス」の流行により、社会情勢は今後ますます変化していくと思われます。

この激動の時代、企業も労働者も変化の波に乗ることを求められています。

なぜなら、変化に対応できない企業は需要が減り消費者に求められなくなるからです。

その結果、淘汰されどんどん潰れていくことになります。
例えば、今苦しい状況にある飲食業界を例にしますと従来の、店舗を構えてお客さんが来るのを待つだけではどうでしょう?

何も改善されず、苦しいまま営業を続けざる負えません。

一方、テイクアウトやウーバーイーツを導入したお店はどうでしょうか?

苦しいながらもなんとか耐える事ができますし、普段来店しない新たな客層を獲得することもあるかもしれません。

ですから、変化することはとても大切なことになってきます。

さて、現在の我が国「日本」では老舗の大手・中小企業が多いわけですが、その一方で、ITの発展にともないベンチャー企業が増加の一途を辿っています。

老舗企業とベンチャー企業。

果たして、どのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、老舗企業とベンチャー企業の違いを見比べて行こうと思います。

 

①老舗企業とベンチャー企業の違い「定義」



ここでは、老舗企業とベンチャー企業とは
「そもそも、どのような企業のことを言うのか?」を確認していこうと思います。

 

「老舗企業」


老舗企業と一言で言っても、大手企業~中小企業や業種と様々あるのですが、
ここではその両方を確認していきたいと思います。

 

中小企業


中小企業基本法という法律により定義が定められています。

①資本金3億円以下

②常時雇用する社員の数が300人以下(正社員/同じ事業所で一年以上働くパート・アルバイト・日雇い労働者)

③製造業、建設業・運送業は①②のどちらか、または両方を満たすと中小企業

となります。

 

大手企業


大手企業は、中小企業のように法律等で定義は定められていません。

ですが、一般的に考えられているものは以下の通りです。

①資本金3億円以上

②常時雇用する社員の数が300人以上

(正社員/同じ事業所で一年以上働くパート・アルバイト・日雇い労働者)

③上場企業や各業種の上位企業

 

「ベンチャー企業」


ベンチャー企業においても、法律等で明確に定義されているわけではありません

ですから、こちらも一般的に考えられているものになります。

①創業して日が浅い企業

②常識にとらわれない革新的なアイディアや技術を持っている

③チャレンジ精神が強く、世の中にイノベーションを起こす事を目的としている

④社員層が若く、ITに強いイメージ

以上が、老舗企業とベンチャー企業の「定義の違い」です。

 

②老舗企業とベンチャー企業の違い「働き方」



老舗企業とベンチャー企業では、働き方に大きく違いがあります。

ではどのような点が違うのかを確認していきましょう。

 

「老舗企業」


①黙っていても仕事が存在する

②研修などの社員育成が充実している

③出勤して業務にあたるケースが多い(コロナ渦で徐々に変わってきている)

④協調性重視

⑤社内の風通しは良いとは言えない場合が多い

⑥スーツで業務に当たることがほとんど

⑦社員の関係は上司が絶対主義

 

「ベンチャー企業」


①みずから仕事を作りださないといけない傾向にある

②社員を育成制度や余裕はあまりない

③リモートワークやフレックス制度を採用しており、働き方の自由度が高い

④自走能力が求められる 

⑤社内の風通しは良い場合が多い

⑥私服が許されていることが多い

⑦社員の関係はフラットな場合が多い

以上が老舗企業とベンチャー企業の「働き方」の違いです。

 

③老舗企業とベンチャー企業の違い「成長性」



ここからは、老舗企業とベンチャー企業の成長性に見ていきましょう。

変化のスピードが早い中で最も大事な要素だと思います。

それでは確認していきましょう。

 

「老舗企業」


①大きな成長はあまりない

②すでに成長しきっているか、衰退の時期にある

③変化しなければ、淘汰されていく可能性が高い

④変化できれば、長い歴史からのノウハウや繋がりが生きてくる

⑤収益性は赤字が多いが、節税対策なこともあり全てがそうとは言いきれない

 

「ベンチャー企業」


①大きく成長する可能性を秘めている

②これから伸びていく成長期にある

③常に変化していくのが当たり前

④信用を0から積み重ねて、新規開拓していく苦労をともなう。

⑤先行投資が多いので、赤字が当たり前になる

以上が老舗企業とベンチャー企業の「成長性」の違いです。

④老舗企業とベンチャー企業、結局どちらがいいの?


結論から申し上げると

「どちらがいいという事はない」

です。

身もふたもない話だなと思われるかもしれませんよね?

ですが、よく考えていただきたいのです。

これまでお伝えした通り、老舗企業とベンチャー企業にはそれぞれの文化や特徴が存在します。

また、その企業の特性にご自身の適性の「合う・合わない」があるのも、また事実です。

今、この記事を読んでくださっている読者の方の中にはもしかすると就職や転職活動の参考にしたいと考えているのではないでしょうか?

そこで、ここからは「どのような方が老舗企業・ベンチャー企業のどちらに適性があるのか?」
そして、「メリット・デメリット」を見ていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

⑤老舗企業・ベンチャー企業のどちらに向いているのか?の特徴


老舗企業に向いてる人の特徴


①安定感を重視している

②言われたことをキチンとこなしたい

③変化はあまり好きではない

④どちらかといえば、体育会系

⑤独創性よりも、堅実な仕事をしたい

⑥従来の日本企業的な雰囲気が好き

⑦協調性がある

 

ベンチャー企業に向いてる人の特徴


①とにかくチャレンジしたい

②自分で仕事を作っていくのが好き

③イノベーションや革新的なことが好き

④どちらかと言えば理数系

⑤独創的でアイデアを形にできる仕事がしたい

⑥世の中を変えるような次世代的な社風が好き

 

⑥老舗企業・ベンチャー企業のメリット・デメリット

 

メリット

デメリット

老舗企業

・安定している事が多い

・黙っていても仕事が与えられる

・安定した給料

・新人研修制度がある

・ルーティーン化した業務

・基本はスーツ着用

・古い体制のルールがある

・風通しが悪い

・変化が少ない

・上下関係が支配的な場合がある

・年功序列

ベンチャー企業

・業績によっては収入が増える

・これからの時代、需要がある

・成長度が高い

・服装自由な場合が多い

・革新的な仕事が出来る

・社内の風通しが良い

・実力さえあれば、昇進は早い

・仕事は作らなければならない

・安定はしていない

・専門的な知識が常に求められる

・常に勉強しなければならない

・繁忙期は家に帰れないこともある

・実力がある後輩に追い抜かれる事がある

以上が老舗企業・ベンチャー企業のメリット・デメリットです。

最後に



いかがでしたでしょうか?

ここまで老舗企業とベンチャー企業の違い、そして、どのような人がどちらの企業にマッチするのか?をお伝えしてきました。

世の中では

「老舗企業は時代遅れ」

「これからはベンチャー企業の時代」

などと、声高に言われています。

しかし、ご自身でよく考えず、つい真に受けてしまい焦って行動した結果、思っていたのと違った・・・と後から手痛い経験をされる方がいらっしゃいます。

たしかに、そういった側面もありますが一番大事なのは、その人が自身で納得した道を歩むことです。

そうでなければ、どちらに進もうが必ず不平不満が出ます。

この記事を参考にし、老舗企業とベンチャー企業の特徴を抑えた上これからの時代の生き方を模索していただきたいと思います。

 

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